厚労省は1月7日、4月からの消費増税に伴い、医療機関に支払う初診料や再診料の引き上げ案の検討に入りました。初診料は現行2700円から120円引き上げ2820円、再診料は現行690円から30円引き上げ720円という方向で検討します。実際の患者の自己負担額は、3割負担で初診料分が40円程度、再診料分は10円程度増えるということです。

健保組合からの反発も想定し、引き上げ幅を小さくした案(引き上げ幅、初診料80円、再診料20円)も同時に提示するということです。