平成28年9月1日、厚生労働省が、最低賃金の引上げに向けた中小企業・小規模事業者への支援策を公表しました。
これは、平成28年8月2日に閣議決定された「未来への投資を実現する経済対策」において、「最低賃金引上げの環境整備として、経営力強化・生産性向上に向けて、中小企業・小規模事業者への支援措置を推進・拡充する」とされことを踏まえた支援策です。
業務改善助成金」及び「キャリアアップ助成金」等について、助成額等の拡充などを盛り込んだ平成28年度第二次補正予算案が8月24日に閣議決定され公表されました。

現在は最低賃金が800円未満の地域で60円以上賃上げし、生産性を向上させる設備を導入した企業に導入費用の一部を最大100万円補助している。新制度では、賃金の上げ幅を30円以上から120円以上まで5段階で区分。最低賃金が750円未満の地域で30円以上賃上げした企業に最大50万円、800円以上1000円未満の地域で120円以上賃上げした企業に最大200万円を補助する。

詳細は、以下のURLからご覧いただけます。
厚生労働省HP 報道発表資料
「最低賃金の引上げに向けた中小企業・小規模事業者への支援策を公表します」
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000135277.html