政府は5月29日、産業競争力会議の会合を開き、カルテや診療報酬明細(レセプト)などの医療情報に番号制度を導入する方針を正式に決めました。2018年度から段階的に運用を始め、20年の本格運用を目指します。

カルテやレセプトを管理するための医療番号を新たに作り、マイナンバーとシステム上、連動する仕組みで、患者情報を一元化して検査や投薬の重複を防ぎ、医療費を抑制する狙いがあります。

また、戸籍や旅券、自動車登録にも20年までにマイナンバーの利用を拡大することも決めました。

平成27年5月29日産業競争力会議課題別会合http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/actions/201505/29sangyou.html