総務省の労働力調査によると、60代後半のうち働く人は2014年度に男女あわせて374万人となり、13年度より10%増えました。これは、60代後半の40.7%にあたり、5人に2人が働いている計算になります。

男女別にみると、男性は51%と16年ぶりに50%を超え、女性も31%と初めて3割を超えました。

男性就業者の働く理由は、「経済上の理由(60.3%)」が最も多く、「頼まれたから、時間に余裕があるから(12.1%)」「生きがい、社会参加のため(11.8%)」などが続きました。